香典と言えばやはりいくらくらい包めばよいのかってとても気になるところですし、重要なところでもあります。
そういった場合は、香典の金額相場に応じて合わせるのが無難です。
そこで、こちらのページでは香典の金額相場に関する情報をまとめていますので、参考にご覧ください。
香典の相場金額は一律ではない
香典の金額は相場に合わせればよいと言いましたが、実は香典の金額相場は一律ではありません。
例えば自分と亡くなった方との関係性や、地域、自分の年齢などによっても金額が異なるのです。
では、それぞれの場合でどれくらいの金額相場になっているのか見ていきましょう。
相手との関係性によって異なる相場金額の違い
引用元:価格.com
上記のように、相手が親族であっても祖父母か父母、叔父や叔母など相手によって金額相場は異なります。
よって、香典の金額を考える場合はまず自分と相手との関係性から判断するのが望ましいといえるでしょう。
年齢によって異なる相場金額の違い
さらに、上記の表を見ると自分の年齢によっても金額が違います。
やはり若いうちはそれほど経済的にも余裕がない為、自分と故人の関係性が同じでも多少少ない金額でよいのです。
例えば祖父母が亡くなった場合、20代では10,000円が香典の相場金額となっていますが、自分の年齢が40代ともなると30,000円~50,000円にまで上がるのです。
ただ、これはあくまで相場金額なので必ずその年齢だからその金額でなくてはいけないという事ではありません。
自分の経済状況によってはそこまで出せないという事もあるでしょう。
それはそれで仕方のないことです。
それよりも大切なのは故人をへの気持ちではないでしょうか。
相場と違いすぎる金額には注意
香典は多すぎても少なすぎてもあまりよくありません。
多い分には問題ないだろうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、多すぎる香典は受け取った側が気を遣います。
反対に少なすぎると、常識を疑われてしまいかねません。
地方によって異なる相場金額の違い
引用元:価格.com
香典相場は地域による金額差もあります。
主に東日本と西日本で違うようですね。
上の表を見ると、東日本よりも西日本の方がやや金額が少なくなっています。
香典の金額で避けるべき数字
香典に包む金額では、昔から「4」や「9」の数字は避けるべきと言われています。
これらは死ぬ、苦しむといった事を連想する数字だからです。
ですから、40,000円や90,000円にはしないようにした方がよいですね。
まとめ
香典の相場金額は以下の三つの要素から適当な金額を決めるとよいでしょう。
- 自分と故人との関係性
- 自分の年齢
- 自分の住んでいる地域の相場
ただし、繰り返しになりますがもっとも大切なのは故人への気持ちです。
お葬式で心から手を合わせることが、故人にとっても親族にとっても何よりなのです。
そこを忘れずに、気持ちを添えて香典をお渡しするようにしましょう。